Motomachi Park
  1930(昭和5)に開園   幻のオリンピックプール
Motomachi Prak
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元町公園は1930年(昭和5)に開園した由緒ある公園です。
開港期この場所でフランス人商人ジェラールが山手の湧き水を寄港する船に給水する事業を興し「水屋敷」と呼ばれていました。
後にジェラール瓦と呼ばれる西洋瓦やレンガを製造する工場を1874年(明治6)に建て「煉瓦屋敷」とも呼ばれました。「煉瓦屋敷」と山手80番館も関東大震災で壊れその遺構が今も元町公園に残っています。
大正に入り大正活映撮影所が作られましたが3年ほどで解散しました。跡地は元々水が豊富だったこともあり1928年(昭和3)にプールが作られ、1930年(昭和5)に公園として開園しました。1936年(昭和11)幻の東京オリンピック(1940、皇紀2600)を目指した飛び込み台付きオリンピック級プールに改修され、戦後に数度の改修を受けて今に至っています。またプールの裏手には市営の弓道場があります。

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